12.21新潟市黒埼市民会館大会

【12.21新潟市黒埼市民会館大会】

メインイベント：新潟タッグ選手権試合。第２代王者：藤波辰爾＆LEONA組にビッグ･THE･良寛＆GAINA組が挑む。まずは藤波とGAINAが対峙する。関節技で攻める藤波をかわし、GAINAが強烈なショルダータックルで藤波が弾かれるも動じず直ぐに立ち上がる。お互いLEONAと良寛に交代。LEONAは良寛の脚を積極的に攻める。多彩なテクニックになかなか反撃に移れない良寛。ダイビングショルダーアタックで切り返すも今度は藤波とLEONAが2人掛かりで良寛の脚をしつこく攻撃する。GAINAが良寛を助けに入り、LEONAにラリアットを見舞うも良寛はかなり脚にダメージを負っている様子。ここでLEONAが良寛に足四の字固めを仕掛ける。ダメージが蓄積されている良寛にとって最悪の一手だ。なんとかロープに逃れ、ラリアットで反撃。必殺のダイビングヘッドバットを繰り出すとコーナーに上るもLEONAが立ち上がり雪崩式ドラゴンスクリュー。これを食らい良寛はまともに動くことが出来ず再度足四の字固めの餌食となり、無念のギブアップ。

これにより藤波辰爾＆LEONA組が新潟タッグ王座の初防衛に成功。

セミファイナルは新潟ヘビー級選手権試合。第２代王者：伊東竜二と挑戦者：鈴木敬喜が再び対決する。序盤はお互い一歩も譲らない攻防を繰り広げる。クリーンファイトで行くかと思いきや、鈴木がリング下からパイプ椅子をいくつか取り出す。ラフファイトにより伊東の”デスマッチドラゴン”を引き出すつもりだ。場外乱闘にもつれこみ、鈴木が観客席に伊東を投げつけ、さらに椅子を思い切り振り下ろす。これに伊東が痛手を負ったかと思いきや、デスマッチに慣れている伊東のタフさが炸裂し、今度は伊東が鈴木にイス攻撃。強烈な音が会場内に響き渡る。その後も伊東はリング上でも、積み重なったイスに鈴木をボディスラム。鈴木はかなりのダメージを負う。最後は必殺のドラゴンスプラッシュが決まり３カウント！

伊東竜二が勝利し、新潟ヘビー級王座の２度目の防衛に成功した。

第５試合は神谷英慶＆菊田一美vsアブドーラ・小林&ノブ・カセダのタッグマッチ。ゴングが鳴る前に小林が場外乱闘を仕掛ける。神谷と小林、菊田とカセダがそれぞれ場外で暴れまわる。一通り場外乱闘を終え、リング上で菊田とカセダがぶつかる。菊田の強烈な蹴りが炸裂するも、カセダはラリアットで反撃。しかし神谷が助けに入りカセダの巨体をぶん投げる。神谷のブレーンバスターがカセダに決まり３カウント。神谷＆菊田組の勝利。

第４試合：岩本煌史＆大和ヒロシvs土肥こうじ＆羆嵐。大和の入場が始まりいつもの「ノリノリ海苔のリノベーション」を歌おうとするも土肥に曲を止められてしまう。ここから試合がスタート。なんとしても歌いたい大和は土肥や羆嵐のスキをついて歌おうとする。しかし絶対に歌わせたくない土肥と羆嵐は大和を捕まえる。どうなっているんだと岩本も加勢するも大和は歌うことだけを考えているようだ。土肥と羆嵐の強烈なタッグを掻い潜りながら歌うことはかなり困難であり、なかなか最後まで歌わせてもらえない。これにしびれを切らし羆嵐が歌っている大和の後ろからアルゼンチンバックブリーカー。これが決まるとあっという間に大和がギブアップ。ドイクマの勝利！

第３試合：センダイガールズプロレスリング提供試合。なんと謎に包まれてい「X」の正体は里村明衣子！新潟プロレスに緊急参戦！これにより第３試合は里村明衣子＆YUNAvs岡優里佳＆愛海のタッグマッチとなった。まずはYUNAと岡の一騎打ち。岡はヘッドロックや低空ドロップキックでYUNAを攻める。愛海に交代し、YUNAがさらに痛めつけられる。なんとかスキをついてYUNAが里村と交代。一瞬で空気が変わり、里村の強烈なキックが連続で愛海に炸裂。里村が完全に自分のペースに引き込む。愛海と岡も反撃するも一発の打撃で返されてしまう。とどめは里村のデスバレーボムに愛海が３カウントを取られた。里村＆YUNAが勝利！

第２試合：木髙イサミ＆コシ☆ヒカ～ルvs中津良太＆渡辺大登。大登が入場した後に中津が入場してくるかと思いきや中津良太っぽいサケ・マスカラスが入場してきた（以降、サケ津とする）。これにイサミとコシも戸惑いを隠せない。サケ津はサケ・マスカラスっぽい動きでイサミを翻弄。しかしずっとは上手くいかずサケ津は攻撃を貰う。大登に交代し、鋭いキックでイサミに攻撃するも強烈なエルボーで返される。コシが珍しく観客のイスを奪い、ラフファイトを仕掛ける。そしてイサミはサケ津のマスクをはぎ取ってしまい、なんと正体はやはり中津良太だった。中津にイスで攻撃しようとしたところに急にサケ・マスカラスの入場曲がかかると本物のサケ・マスカラスが中津と大登の助けに入る。イス越しのドロップキックにトペまで炸裂させる。中津と大登が反撃するもイサミのナックルが大登にもろに入る。そして垂直落下のブレーンバスターを食らってしまい３カウント。イサミ＆コシが勝利した！

第１試合は前田誠＆菊タローvsがばいじいちゃん＆齊藤陽輝のタッグマッチ。前田と菊タロー、最近タッグになることが多く、いいコンビに。しかしがばいじいちゃんの独特なペースは相変わらずで2人は翻弄される。そしてやっぱり杖が強い。なかなか上手く戦わせてくれない。齊藤も負けじとショルダータックルで前田と菊タローをなぎ倒す。がばいじいちゃんと齊藤で前田を投げようとするもがばいじいちゃんが腰にキテしまう。意識が朦朧とするがばいじいちゃんはあろうことかパートナーの齊藤に攻撃してしまう。この自爆が痛手となり、前田のトレインメーカーＭＡＸが齊藤に炸裂し３カウント。前田＆菊タロー組が勝利！

ウェルカムショーでは三味線演奏家の更家健吾が三味線パフォーマンスを披露。圧巻のパフォーマンスとなった。

年内最終興行！

悪天候の中、沢山のご来場ありがとうございました！

来年も1月から盛り上げていきます。 お客様、スポンサー様、そして参戦していただいた選手の皆様、2024年ありがとうございました！ また来年会いましょう。